なぜ骨盤のゆがみは起こるのか

なぜ人間の骨格はゆがんでしまうのでしょうか。
その原因はいろいろですが、大きく分けると、老化、出産、運動不足、まちがった睡眠
などがあります。

★老化
体が老化してくると筋肉の力が弱まり、それがゆがみの原因に。しかし、「老化現象だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。エクりりイズでゆがみを解消すると
同時に、筋カアップをこころがけるようにしましょう。ゆがみの進行はじゅうぶんくい止めることが可能です。

★出産
女性にとって、出産は骨盤のゆがみをまねく最大の原因になります。
妊娠すると、女性のカラダはゆっくりと骨盤を広げ、赤ちゃんの通り道である「産道」
を確保します。そして、骨盤のひらきが最大になる出産時を過ぎると、その後一週間ほどの間に、骨盤は急激にしまっていきます。
このとき、きちんと骨盤をしめておがないと、ゆがんだままがたまってしまったり、正
しい位置に戻らなくなってしまいます。ですから、出産後はひらいた骨盤をしっかりとしめてあげることが何よりも大切。

もちろん、妊娠前から骨盤をキュッとしめておけは、お産が軽くなったり、産後の体形
の崩れを防ぐこともできます。

★運動不足
現代人は慢性的に運動不足になっていますが、筋力の低下は、下半身のゆがみをまねく
モトです。スポーツでカラダを鍛える時間がないという人も、エスカレーターを使わずに階段をのぼるとか、バスや地下鉄を使わずになるべく歩くようにするなど、生活のなかで、ちょっとした運動をこころがけましょう。

★睡眠
人間は、人生の3分のーをベッドのなかで過ごすといいます。ですから、悪い寝方をし
ているだけで、知らず知らずのうちにカラダのあちこちがゆがんでしまうのです。
たとえば、柔らかすぎるマットレスに仰向きで寝ると、カラダが「くの字」にゆがみ、
腰が沈みますが、これが骨盤のゆがみの原因になるのです。

また、顔だけ横向きで寝るとか、うつぶせに寝るクセがある人は、首の骨や背骨がゆが
んでしまいます。
枕の高さにも注意しましょう。首の骨に負担がががらないよう,高すぎず、低すぎない
枕を使うようにしてください。